「BAD HOP」とは川崎区出身の8MCによるT-Pablow, YZERR, Tiji Jojo, G-k.i.d, Yellow Pato, Bark, Benjazzy, Vingoの8名で構成されたHIP HOPグループ。 ユニット名は野球用語のイレギュラーバウンドから基づかれた。
2018年に日本のHIP HOPアーティストでは最年少による武道館公演を果たし、チケットを3時間で即完させた彼らは、その勢いのままに2019年6月に全国5大都市のZEPP会場にて 「COLD IN SUMMER TOUR」を主催。各都市満員互礼となった。
同年にはApple Musicにて限定配信されたEP「Lift Off」を発表 。今作には、「Murda Beatz」、「Metro Boomin」、「Mike Will Made-It」
、「Mustard」 、 「Wheezy」、「Turbo」といったいずれも、世界を代表するアーティストらのヒット曲を手がけるプロデューサー陣が参加。
渋谷スクランブル交差点にある液晶モニターを全てジャックする斬新なプロモーションを仕掛けるなどHIP HOPシーンを超え、大きな話題を呼んだ。
2020年3月1日にキャリア最大規模となるワンマンライブ「BAD HOP WORLD 2020」 を横浜アリーナにて開催。
しかし直前のコロナウイルスによるイベント自粛要請の影響で一時はライブをキャンセルする判断を下すが、約1億円の負債額をすべて背負う決断をし
伝説となったYouTubeでの無観客生配信ライブを決行。このライブと決断は日本中から多くの賞賛を呼び、YouTubeでの生配信ライブは1日で70万再生オーバーを記録し、急上昇ランキングで堂々の1位に輝いた。
2021年、国内初となるDELUXEアルバム「BAD HOP WORLD DELUXE」をリリース。
BAD HOP初となる客演アーティスト総勢14組を迎えたこのアルバムは、リリースから1年以上経った今もチャートの上位にランクインをし続け、代表曲「Friends」のMVはYouTubeにて1000万回以上の再数を誇るなど、国内HIP HOPの名盤と言っても過言はない。
メジャーレーベルや芸能事務所には所属せず、完全自主制作で数多くのファンを獲得し、国内HIP HOPシーンのカリスマとなったBAD HOP。
これからもその”成り上がり”の物語は続いていく。